カントだけでは足りないよ
2026/10/24
台風の影響+秋雨前線でしばらく雨が続きそうです。
シーズンが近づくにつれて、カントを気にする方が増えてきました。
何度も書いていますが、カント調整はブーツを履いた状態で立ちあがった時に、足裏がフラットの状態にするべく各種の調整を行うものです。
カント角0℃がフラットの状態で、傾きによってプラスとマイナスの数値で表します。
スキーのインサイドエッジを踏む際に、身体を傾けるか、脚をひねると、アウトサイドが浮きインサイドエッジが雪面に当たります。
カント角0℃の状態では、上記のインサイドエッジを踏める状態が少しの傾きでも起きてくる状況になり、プラスの状態ではより大きく傾けなければインサイドッジがかからず、マイナスの状態では常にインサイドエッジを踏んでいる状態で滑走することになります。
日本人の多くはガニマタの方(カントで言えばプラス)の骨格が多く、通常のままでは左右に大きく体や脚が降れる状態での滑走になります。
内股の方は逆にターンの切り替え時やスキーをずらしたい時などにフラットが作り難く、レールターンのような滑走になりがちです。
カント角が0度の状態では、少ない傾きや捻りでもエッジがかかり、動作をする時間も力も最小限で可能になるので、エッジによるスピードコントロールがやりやすくなります。
大きな動作を必要とする滑走では、スピードが出ると動作が間に合わなくなったり、自身の動作と道具の挙動のタイミングが合わなくなり数ターンで一旦停止や減速する必要が出てきます。
スキーを滑走する上で、足首から先の足の裏は、大きな働きをしていますが、滑走中ブーツの中の足は常に動いており、
ブーツの中での必要以上の動作が、シェルの硬さや隙間などのどれくらいの強さで固定されているかによって起きてきます。
足とブーツの内側がぴったりであれば、力は逃げず、動作の伝達は早く、道具の反応を感じる時間も短くなります。
逆に、カント調整をして静止状態で0度にしても、ブーツの中で足が動けば静止状態でのカントは効果があまり得られません。
カントを調整することと合わせて、ブーツの中の足が必要以上に動かないよう固定されて、俊敏に反応するような手を加える必要があることを覚えて欲しいと思います。
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