お客様をサポートするサービスをご紹介
SERVICE
滑りをサポートするためのサービスをご紹介しているため、ブーツやスキー板に不調があればお気軽にご相談ください。元々スキーヤーだった店主が、熟練の技で滑りをサポートするサービスを行います。スキー用品の販売やチューンナップ、滑走面のサンディング処理などを丁寧に調整しており、滑った時に軸が作りやすい靴をご提供し、心から楽しめる環境をお作りいたします。
カントの重要性について
ブーツには、カント調整機構といって、ブーツのアッパーカフと、ロワカフの横の取り付け角度を調整する機構です。
もともと、ロワカフとアッパーカフは、滑りやすいポジション、骨格、力の伝わり方など考慮して、メーカーとモデルによって1度程度傾きをつけてあるのですが、人間の脛の骨の形や骨格には、個人差があるため、どうしても調整が必要になってきます。日本人の場合は、ブーツのもともとの設定に対して、やや脛の骨の湾曲が大きい人が多いようです。
スキーをフラットにして立つと、うまく調整されたブーツであれば、膝の入る向きが、スキーのトップ方向にまっすぐになり、とても立ちやすく、力の伝わりやすいポジションをとることが出来ます。カントが足りないと、膝が内側に入ってしまい、インエッジが使いにくくスキーにまっすぐ立ちにくいポジションになってしまうだけでなく、スキーに乗り込んだ時に、ブーツの中で、足が外に押し出され、痛みの原因になることもあります。
エリアでは、お買い上げ頂いたブーツは、お渡しのときに脛の湾曲だけでなく、身体トータルの歪みを見ながら、カントをあわせています。
ブーツに内蔵のカント調整機能をより精密に、さらに使いやすいブーツにするためには、足首から下の部分の調整、具体的には、インソールの作製や、ブーツの中での収まり方、足の向きを調整するシェル成型をお薦めします。
※サイズの大きすぎるブーツを買ってしまった場合、ブーツの中で足が動いてしまうため、調整しても効果が無い場合があります。ブーツ幅、機種、サイズ選びはもっと重要です。