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シェルの内側

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2024/04/22

今にも雨が降り出しそうな空模様、しばらく雨続きで、その後気温が上がるようです。

 

GWを間近に迎え、シーズンもいよいよ終わりになろうとしています。

 

最近のブーツはラスト(幅)は種類が多く発売されています。

 

スキーブーツのシェルの内側を測ったことがあります。

 

25~25.5㎝のブーツのシェルの内側の、長さを測ってみると、27㎝あります。

 

通常であれば、25㎝台の足の方は十分入る大きさです。

 

店頭でブーツを履いて、大きさを確認する際ですが、きついと感じてサイズを上げようとした時は、インナーだけ、シェルだけの状態にして足を入れてみましょう。

 

インナーを履いてキツイ、シェルに足を入れても大きくアタル箇所が無いという場合は、サイズを上げる決断をするのはいささか早いと思います。

 

新品の状態でインナーがきついと感じても、使っているうちにインナーが潰れて、キツサが無くなる可能性があります。

 

但し縫い目は簡単に緩むことは無いので、つま先周りのキツさが先行きどうなるのかは予測していくしかありません。

 

シェルに足を入れてアタリが出そうな個所があっても、広げることができますので、シェルは長さが足りない(踵が後ろに触っている状態で、つま先も触っているか曲がっている)状態でない限り、横に広げる加工は容易であると覚えて欲しいと思います。

 

サイズ選びにいちばん危険なのは、ブーツに足を入れることができない、履けないのでサイズを上げるという選択です。

 

最近のブーツの足首は、初心者用でも足首が締まったモデルが多いです。

 

足を測ってサイズを決めていれば、履けないのではなく、履き方が悪いのではないかと疑ってみましょう。

 

ブーツは履き方があるので、足首を広げるように開けば、普通であれば足は入ります。

 

昨年も、ブーツでご相談があったお客様の多くが、サイズが大きいブーツで悩まれています。

 

スキーブーツは大き過ぎるサイズは少ししか小さくすることができませんが、小さいと感じるブーツはアタル箇所を広げることで、自分の足にピッタリフィットになる可能性がある事も考慮して欲しいと思います。

 

間違って購入するくらいなら、今のうちからしっかりご相談してください。

 

自分の足の状況を把握しておけば、今後のブーツ購入に大きなメリットが沢山出てきます。

 

 

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