大きいブーツは使えません
2026/11/03
11月3日祝日です。
今日と明日はお天気もいいようですが、短い周期でまた雨が降り、徐々に冬に向かっています。
先日ご来店の初心者の方が、ブーツを選ぶ際に、自分の足より大きなサイズを勧められたようです。
勧めた側は口コミのようですが、初心者でも足のボリュームとの兼ね合いで大きなサイズが良いとは言えません。
何故大きいサイズはダメなのか、滑走中にブーツの中で足が動くからです。
普段履くスニーカーや革靴でも大きければ歩きにくい、ましてや走ってみればもっとよくわかります。
スキーは斜面を滑走するスポーツで、街中の坂道のような斜面をターンを繰り返して降りていきます。
そもそも大きいブーツを勧めるという場合は、既製品のままでスキーをするという前提で、足のボリュームの一番大きい箇所を基準にしている可能性が高いです。
いちばん大きいところに合わせてサイズを決めなければ、そこが滑走中に痛くなるであろうという予測ですが、足が動いてしまえば、ブーツの中で足は前にズレやすく、左右に振られる場合は足がねじれて、大きいサイズでも足が痛くなります。
スキーブーツは外側がプラスチックで出来ており、体重がかかっても変形しにくい硬い素材なので、硬い箱の中で足が前後左右に押し付けられる状態とお考え頂きたいと思います。
スキーブーツは滑る斜度で発生するスピードに対して、自分の体格と足の形に合った、ある程度しっかり固定できる状況が必要です。
そのために、ブーツのチューンナップがあります。
既製品の状態で使用して支障のない方はどうしてもチューンする必要はありませんが、そのような脚の方はかなり少数になります。
また、大きいサイズのブーツで、足が動く状態では、インサイドエッジを踏んで力がスキーに伝わるまでに時間がかかり、必要以上の加圧をするので、疲労が出るまでの時間が短く、急斜面でハイスピードになると操作が出来なくなります。
脚をひねれば即スキーに力が加わる状況に仕立てなければ、早い動きを必要とするバーンでは、スキーになりません。
苦労しながらご自身の体力と運動能力で滑っている方はまだたくさんいらっしゃいます。
もっと楽に安全に自由に滑走したいという方は、ブーツを持ってお越しください。
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