スキーが苦手と感じる方へ

曇り空が広がっていますが、雨は無く、暑さもそれほどではなので、自宅の近所の幼稚園では運動会が開催されていました。

 

徐々にスキーシーズンに近づいて行きますが、皆さま準備は進んでいますか?

 

スキーでゲレンデを滑ることは、基本的な特性を理解していれば、それほど難しいスポーツではありません。

 

何度も滑ったことがある方で、スキーを難しいスポーツと感じたことがある方は、スキーの特性を確認してみると感じ方が変わるかもしれません。

 

スキーは斜面を滑り降りるスポーツですが、安定して滑るためにターンを繋いで滑走します。

 

一つのターンの開始から終了まで足元のスキーは絶えず動いています。

 

下方に落下しながら動くスキーの上で、的確な動作が行えるかによって安定性が変わって行きます。

 

スキー場の各ゲレンデは、常にまな板のような平らなコースばかりではなく、斜度も傾きも雪の状態もバラバラです。

 

色々なスキー場へ行ってみると、上級者のコースだけではなく、初心者用のコース、お子様向きのゲレンデなど、複数のコースを設け、どなたにも楽しんで滑っていただけるよう設計しています。

 

スキーヤーは同じ道具で、複数の違った環境を滑りながら、滑っていると実感出来たり、ずり落ちているだけと感じることもあり、楽しかったり怖かったりを繰り返して、徐々に状況への対応の幅を広げていきます。

 

スキーの操作に慣れないうちは、無理なコースや、適正ではない道具で滑ることで、スキーの難しさを感じてしまう事があります。

 

スキーでスピードを落としたい場合はエッジを踏みこんで減速します。

 

ブーツの底のインサイド側の角がよく判るとインサイドエッジを使いやすくなり、後傾になり難く、加速の際の恐怖心もあまり感じません。

 

スキー板では、積雪に適合したWAXが塗ってあり、エッジが滑らかに研ぎあがっていると、ターンの途中で引っ掛かりを感じることなく、硬いバーンでもエッジがかかるのでアクシデントが少なくなります。

 

ゲレンデの状況や、技術レベルは自分ですぐどうすることも出来ないかもしれませんが、道具は事前の準備によって大きく変えることができますので、より自分に合わせておけば、滑走時に困ることを減らせます。

 

楽しく安全に滑れるよう、不明な点はご相談ください。