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スキーの安全性

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スキーの安全性

2024/09/11

暑さのせいか、秋雨がちょっと待ちどおしいです。

 

今日はスキーの安全性についてですが、スキー、ブーツ、ビンディングなど、それぞれの道具が正常に機能している必要があります。

 

あたりまえと思いがちですが、古くなった道具を確認せず使用し続けると、思わぬアクシデントが発生することもあります。

 

スキーの道具にはプラスチックのパーツが多く使用されていますが、そこが一番問題が起きやすい部署になります。

 

ブーツとスキーに関しては、経年劣化が一番気をつけて欲しいところで、ギシギシと音が出始める、反発力が落ちる、表面の変色が著しく白濁した、などの症状が出始めた道具は危険です。

 

ビンディングも保持と解放機能には金属のバネを使っており、バネの周囲をプラスチックのパーツで囲っているモデルが多く(金属の外装で囲う場合もあり)、プラスチックの外装が先に経年劣化を起こします。

 

解放値に関しては金属のバネの強さで一定の範囲で調整が可能となっており、ばねの周りにはグリスがべったりついていますが、何年も使っているとグリスも硬化し劣化します。

 

スキーのビンディングには保持と解放の機能が付いており、解放値以上の力がかかると、ブーツがスキーから外れますが、通常は転倒時に解放がよく起きており、よく聞く話としては片方のビンディングだけが解放し、残った足のビンディングは外れないということもあるので注意しましょう。

 

ビンディングが適正に外れても外れなくても怪我につながることはありますが、外れない場合の方が大きな怪我につながりやすいと思います。

 

道具は可能であれば、1シーズンに1度くらいは、お店などで第3者に確認してもらうとより安心でしょう。

 

道具の状態も大切ですが、スキーの暴走や、他の人からのもらい事故も起きる可能性があるので、自損他損を問わず事故が起きる可能性は他のスポーツに比べると高いと言えます。

 

道具の特性を知っておくことや、怪我をしない転び方を知っておく、無理な滑走を避けること、ヘルメットやプロテクターなどの装備をするなどで、かなりの数の危険な状態を回避できますので、怪我無くシーズンを終われるようチェックしておきましょう。

 

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