滑りが変わるとスキーは楽しくなります

今日はいいお天気ですが、明日からしばらく雨が降りそうです。

 

スキーブーツは軽く踏み込んだだけでスキーが動く状態、エッジを立てやすかったり、踏み込み加減を調整出来たりなどが理想ですが、既製品のままではなかなかぴったりといかないという方が大半です。

 

日本人の場合、足の外側を強く踏みつける脚の方が多いので、多くの方が、インサイドエッジを踏む動作を行うと、ブーツの中で足が捩じれ、スキーに力が伝わる圧も時間もかかることで、ターンが間延びしてしまいがちです。

 

ブーツを買い直した時に滑りやすいと感じられると、細かい点は解っていなくても、ロアとアッパーを繋ぐカントヒンジの位置や、硬さ、インサイドのフィット感などが、自分の脚の状況に合っている場合があります。

 

自分の足に上記の点が合致していると、スキー操作に特に上級者になればなるほど、滑走スピードが速いので、大きなメリットになります。

 

既製品のブーツでは自分の足に合わないという方は、チューンナップでどこまで合わせる事が出来るかを確認しましょう。

 

どうしてもチューンが必要な脚という方は、迷わずチューンをして欲しいと思います。

 

但し、スキーのスタイルや目的により、どこまで精度を上げるかは、お客様の判断次第になります。

 

お持ちのブーツで希望のチューンが無理な場合は、そのブーツに多くの予算をかける必要はないと思います。

 

スキー操作に多少不満が出てもそのまま使い続けるか、使いやすいブーツに買い替えてそちらをチューンナップしていくか

を検討しましょう。

 

スキーの道具に対してどこまでを希望するかを踏まえ、出来ることを行えば、スキーの滑走は格段に変わっていきます。