チューンナップなどのメンテナンスとコスト

スキーのチューンナップについて記載していますが、お手入れにも料金が掛かるので、どうしようかと迷うこともあるでしょう。

 

スキーは、出来上がりの時点ですでに初級モデルと上級モデルでは仕上がりに差があり、初級モデルほど劣ります。

 

具体的には、滑走面がフラットに仕上がっていなかったり、エッジが厚いためエッジに機械にかけた細かい傷や焼きが入っているケースもあります。

 

滑る際に支障はありませんが、滑走性という面で見ると、「違うな―」と感じます。

 

スキー初心者の方で、既に初級用の道具をお持ちの方は、道具をチューンしていくことが良い選択かをもう一度考えて見ましょう。

 

初級用の道具でも、チューンナップはした方が良いことは間違いないですが、今お持ちの道具にさらに手を加える料金を、中級モデルに買い替える方向へ使った方が得策である場合があります。

 

初級用の道具は、柔らかく捻じれやすくできており、急斜面や不整地などでの滑走性や安定性が上のクラスに比べて劣っています。

 

また、緩斜面をある程度滑るようになると、もう1段階上のモデルが欲しくなります。

 

お持ちの道具で滑った時に、物足りなさを感じるようになった方は、始めたころより、腕前が上がっているかもしれません。

 

また、スキーとブーツのモデルによっては、後から手を加えることで、さらに滑りを助けてくれることもありますが、基本的な強度や性能は、使っている材料と形に大きく左右されます。

 

購入時点で、自分がどのクラスの道具にするのかを、後からチューンアップして効果があるのか、あらかじめ確認した上で決めると良いでしょう。

 

スキーの道具は初級用でも万単位の価格が付いています。

 

スキーの道具は、技術レベルがお値段に反映されているので、わからないまま購入を決めるのは危険です。

 

初級者の方ほど、購入するモデルを予算や見た目だけで決めず、よく解らないとは思いますが、性能の説明を求められると良いでしょう。