中古商品は本当にお得なのか?

風の強い日になっています。

 

この時期になると、人から譲ってもらったり、ネットで購入した中古のスキーやブーツの調整のご相談が来ます。

 

年間の滑走日数が少ない方などが、レンタルよりはいいのでは?と購入されるケースがあります。

 

中古の道具は見た目と使用頻度の少なさで選ぶ方が多いようですが、ちょっと考えてみましょう。

 

まず、スキーブーツは生産から5年を経過したモデルは、劣化が始まっています。

 

スキーも8年～10年以上前のモデルでは同じように劣化が起きている、チューンナップ回数が多いと滑走面とエッジが薄くなっているなど、価格に見合う商品なのかが気になります。

 

購入前にどのくらい使うつもりで買うのかを考慮してから決めなければ、お買得なのかを判断できません。

 

スキーの道具は新品で購入しても、使わず放置しておくだけで年数が経てば劣化が始まります。

 

いつのモデルかもわからず、どの程度のクラスの機種かもわからず、とりあえず使って滑ってみるという判断は危険です。

 

中古商品は、出来れば生産から3年以内、使用頻度が少なめを探してみると良いでしょう。

 

スキーの道具は、廃番モデルになれば1年落ちでも4割引き以下のプライスでお店に並んでいることがあります。

 

劣化が発生しているスキーやブーツは、レスポンスが悪いと、滑走時にそれほど楽しいと感じられないので、パーツ利用以外はよくよく注意して選びましょう。

 

スキーの買い替え頻度が少ない方は、特にご注意ください。