シェル加工を知っていますか？

3連休最終日ですが、お盆休みでまだ休みが続く方も多いでしょう。

 

来月あたりから、ブーツのシェル加工が始まります。

 

ブーツのどこかにアタリが出る場合、部分的にボリュームが足りない箇所などを直していきます。

 

初心者の方から上級者まで、どなたでも行います。

 

また、インサイド側を足に合わせる、ブーツの中心線に足の中心線を合わせる場合もあります。

 

スキーブーツの加工は、足のボリューム側が大きいところを加工によって広げるやり方が基本になります。

 

また、シェルの厚みが場所によって違うので、極力膨らましますが、一皮めくる的な作業やシェルの構造上膨らますことが難しい箇所は削ります。

 

最近特によく直す場所は「つま先周り」、＞の字型、」型、横幅を広げるなど、個人の足先に合わせて加工します。

 

上記以外にも、親指小指の付け根、舟状骨、踝、踵など骨が出る場所はいくつもあり、足の形が原因でブーツにまっすぐ入らない場合や、立った姿勢で土踏まずが潰れたり、足首が内側に傾いてしまうときにも直していきます。

 

書いていくといくつもありますが、人によって行った方が良いと思う箇所はバラバラで、一人に対してすべてを直すわけではありません。

 

ブーツをチューンしなくてもスキーは出来ますが、より足への負担を減らしたり、スキー操作を簡単に俊敏にやりやすくするために行います。

 

ブーツのチューンは、既に使用済みのブーツを持ち込みでも行いますし、ニューモデルのブーツでも同じように行います。

 

既製品の状態ではスキー操作がイマイチという方は、ご相談いただくと良いでしょう。