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ブーツのインナーだけを履いてみる

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ブーツのインナーだけを履いてみる

ブーツのインナーだけを履いてみる

2024/07/27

今日の最高気温は38℃、最低は28℃と10℃の温度差がありますが、そろそろ寝苦しい夜が始まりました。

 

先日はシェルを履いて確認する内容を書きましたが、今日はインナーを履いて確認する内容を記載したいと思います。

 

インナーを取り出して足を入れてみると、足のボリューム側が大きい場合は、インナーが膨らみます。

 

膨らんだ箇所は足がシェルにアタル又は押されてきつさが出る箇所になります。

 

膨らんだ箇所が、つま先周りの方は、特定の指だけが長い、つま先が丸いインナーに対し、指の幅が足りないケースです。

 

シェルのつま先は、金具で固定するためのコバが付いているので、極端な変形は出来ませんが、横側は伸ばすことができます。

 

つま先の広い方は、インナーの先の方に隙間がある事が多く、足が前にずり出ると、足の指が中央に向かって押されるので

初めから直してしまうと良いでしょう。

 

いちばん多いケースが、小指の付け根が膨らむ状態です。

 

小指の付け根の骨だけがポコンと膨らんでいる場合は、骨の大きさに合わせて膨らましますが、小指の付け根周りが全体的にきつい場合は、小指側を安易に膨らましてはいけません。

 

脚の状態でインサイド側に隙間があると、足の中心線がブーツに対して外側を向いているケース、外反母趾などで親指の付け根が出ているにもかかわらず、そこがそれほど膨らんでいるように見えないケースなどが有ります。

 

どちらにしても、足首下のカントを調整し、インサイド側を先に足に合わせる事で、小指側の負担を軽減した方が良い場合が多いです。

 

小指側を先に膨らましてしまう事で、更に足が外に動く範囲が大きくなってしまうと、インサイドエッジが踏み難くなります。

 

ここは要注意ポイントになり、過去に多くの方が直し間違って痛みが取れないと、ご相談いただくことが多かったので記載します。

 

ブーツのインサイド側は、出来るだけ足に密着させる必要があるため、足の内側に直すべき点が見つかったら、先に直してから一度履いてみると、足に対しての締め付け感が以前とは変わっているはずです。

 

インナーだけを履いても、甲や踝などのアタリやきつさは解らないので、足首から上についてはシェルに入れた状態で確認しましょう。

 

インナーだけを履いても、解ることはたくさんあります。

 

こちらも試してみると良いでしょう。

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