つま先が外を向く方へ
2024/07/26
蒸し暑さが戻ってきました。
今日はブーツの中の足について、書いて行こうと思います。
既製品のままのブーツに足を入れると、脚の状態にもよりますが、多くの方はつま先が外を向きます。
つま先が外を向くと、小指の付け根を含む各所にアタリが出やすい状態になります。
スキーブーツを履かない状態では、ガニマタの方ほどつま先は大きく外向きになりますが、脚の軸を作ることで、歩いたり、走ったり、踏ん張ったりと、自分の体を安定させることができます。
普段の生活では、脚を一直線にしなくても、特に大きな支障は発生しません。
但しスキーの場合は、ブーツの中でつま先が外を向くと、スキーのトップが開いた状態が定位置になってしまい、スキーを平行にした状態で動作させるスキー滑走には、動作が遅くなったり、コースに修正が必要だったりと、何かと不都合なケースが出てきます。
インソールで足首下のカントを調整すると、股関節⇒膝⇒足首⇒つま先を真っすぐにして立ちやすくなり、脛まで固定されるスキーブーツを履いても、無理なく立つことができるようになります。
インソール調整だけで足りない場合は、シェルも加工する必要があります。
人の各関節には可動域が有りますが、普段の生活や怪我等の故障で歪みが発生すると、可動域での調整範囲を超えて姿勢に変化が出てきます。
人によって歪みの範囲はバラバラですが、調整することで、エッジのかかりは格段に変わっていきます。
ブーツの中でつま先が外に向いていると、スキーにとってはマイナスであることが、お判りいただければありがたいです。
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