大きいブーツでは上手く滑れません
2024/01/31
定休日明けなので、ちょっと早めに店を開けています。
先日も実測寸より2サイズ大きいブーツを使っているお客様がご来店されました。
お店で試し履きをした際に、足がスムーズに入らないという理由から、サイズが大きくなったようですが、足がブーツに入ってしまうと、中はガバガバの状態、無理にバックルを絞め上げると、ブーツが歪んで、最後はパーツが破損するという結果になります。
スキーブーツは足のボリュームに合わせて選んで行くことが望ましいですが、大半のブーツは足首を細く作っているので、踵が通るのは簡単ではありません。
タングとロアシェルを両手でつまんで、横に開くと開口部が大きくなります。
ブーツの底を床にピッタリ付けた状態で開口部を開き、つま先がブーツの底に触ったら、足首を曲げて、膝がブーツのつま先あたりまで出るよう曲げていただくと、徐々に踵が下がっていきます。
足を前に投げ出して、ブーツを斜めにした状態で、ブーツを足側に引っ張ても、足は上手く入っていきません。
硬いブーツは履く前にしっかり温めましょう。
ブーツを選ぶ際は、踵からつま先までの長さ、親指・小指の付け根まわり、甲の一番高いところにメジャーがかかるように測った甲まわりを総合してサイズとラストを決めていきます。
滑走時にゆるいブーツは安定性が無く、ブーツと足の隙間で力も逃げるので、スキーはブラブラ状態で思うように動きません。
ブーツが大きいせいで、スキーが楽しくない方は、かなりの数でいらっしゃいます。
出来れば購入前に、お店でしっかりサイズを確認してから、どれにするかを選べば、買い直しになることは無いでしょう。
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