わからないことはお尋ねください

明日からまた冬型の気圧配置に変わります。

 

ゲレンデのコンディションが良くない日が多かったせいか、今年はブーツのお直しのご相談が多いです。

 

ブーツの破損に関してですが、バックルやキャッチャー、タイベルト、ヒールラバーなどは生産から3～5年ほどは、メーカーにパーツが有る可能性が高いですが、それ以前のモデルは交換できない場合があります。

 

シェルとインナーは保証期間内でも不良でない限り交換では無く、お直しになりますが、サービスセンターで直す場合は日数がかかります。

 

紐で締めあげるタイプのインナーで、インナーを先に履いて、履いた状態でシェルに入れる際など、踵のハガレや破けがよく起きるので、履き方には注意しましょう。

 

直せる場合は良いですが、直せない又は直しても希望通りにならない場合もあります。

 

潰れてしまったインナーは買い直せませんし、割れたシェルも元に戻すことはできません。

 

どんなに気に入った道具でも、経年劣化は発生しますので、使い続けることができる年数にも限りがあります。

 

道具も進化しているので、新しい道具に買い直すことで、操作性も滑走感も良くなります。

 

スキーを続けていくのであれば、必要な道具には定期的に見直して、それなりの予算を充ててただきたいと思います。

 

個人の足型に合わせたり、当たる箇所を広げたりする加工は、お店で行うチューンナップになり、メーカーが個別に行うことはありません。

 

お店によって、コンセプトもやり方も違いますし、ブーツチューンは行わないというショップもあるので、購入の際には確認すると良いでしょう。

 

古い道具を無理に使って、怪我や事故にならないようご注意ください。