道具は何かと劣化が発生します

今日も10時開店しております。

 

昨日は、年末年始でスキーに出かけ、エッジを含む滑走面に傷が付いたお客様がメンテにご来店され、ブーツの引き取りが年末に出来なかったお客様が持ち帰られ、ヒールラバーが割れてしまったお客様がパーツのご注文と新年から早速ご来店いただきました。

 

エリアでは、毎年色々な道具についてのご希望がありますが、古いモデルになればなるほど、復元不能の可能性が高くなります。

 

スキーの滑走面は、雪が少ないので、特にエッジに付いた傷は特に早めに手当てした方が良いです。

 

ヒールラバーが割れてなくなってしまうと、金具が踏み込めなくなり、転倒時に誤開放の原因になります。

 

但し、お持ちのブーツの製造年により、メーカーにパーツが無い場合があるので、パーツが無ければお買い替えになります。

 

年末にも金具の取り付け直しのスキーが、かなり古いモデルのため、トップ面や芯材が劣化しており、付け直しは可能でも、滑走時の安全性に問題ありというケースがありました。

 

問題のある道具については、その都度ご説明しておりますが、スキーは道具を使うスポーツなので、道具の安全性は最低限確保できている状態で使って欲しいと思います。

 

スキーもブーツもビンディングもそれぞれの機能が正常に働いてこそ、楽しく滑っていただけます。

 

定期的に店をご利用いただくと、気づいた時点でお客様に情報をお伝え出来ます。

 

安心安全に滑ってはじめて、快適なスキーといえるので、劣化したパーツは早急に取り換えて欲しいところです。

 

製品の形状が残っていると、「使えるのではないか」と思いがちですが、危ない道具がある事も覚えていただきたいと思います。