初級者の方の道具選び

午後から曇って来だし、日付が変わる頃には雨が降るようです。

 

スキーの道具を選ぶ際に、お値段や見た目だけで選んでしまうと、滑り心地が良くない場合があります。

 

まず、スキーブーツは初心者の方でもスキーがしっかり踏める程度の硬さと、足を固定できるフィット感が必要です。

 

初級者の方は、上級者程シビアな選択ではありませんが、ブーツの中で足が動いたり捻じれたりすると、スキーに力がかからないので、思うように板を動かすことができなくなります。

 

スキーを始めると、いずれ山頂から下まで滑り降りるようになりますが、初級用の道具ではスピードが出た時に、身体を支える性能が足りないため、斜度がきつくなるほど困ったことが起きる可能性が出てきます。

 

例えば、年間の滑走日数が10日前後あるならば、初級用の道具を飛ばして、中級者用の道具をいきなり買っても問題ないと思います。

 

ブーツは1週間くらい使えばインナーが足になじみます。

 

お店で試し履きをする際に履き比べて、痛みやボリュームの足らない所は調整できますし、硬さが心配ならバックのビスを抜いて調整することも出来ます。

 

スキーは初級モデル程捻じれやすく、長さにもよりますが、スピードが出るとバタつきが気になります。

 

初心者の方でも、ゲレンデのどの程度の斜度を滑るために購入するのかをはっきり伝えて、性能を満たしたモデルの中から選ぶ必要があります。

 

初級者の方がいきなり上級者モデルを使うことは無理ですが、どうすればスキーの操作性が上がって、どんな違いがあるのかを理解した上で選んで行けば、買い替えサイクルが長くなり、予算の削減にもなります。

 

購入を決める前に、どんな道具が滑りを助けてくれるのかを、充分相談してからでも遅くないと思います。