骨が出る動作
2023/09/04
名古屋もこの後雨が降り出しそうなので、雨降り前の蒸し暑さが最高潮です。
今日は「こうやって滑ると骨が出てくる」という一例を書きたいと思います。
まずは、見た目で骨が出てきたと確認できるまでに、足は相当痛いはずです。
本来は、骨が出る前にチューンしてしまうのがベストです。
・サイズの大きいブーツを履いてインサイドエッジを踏むときに、足が内側に捻じれてつま先が外を向くと、舟状骨が出てきます。
舟状骨は内踝前のやや下ありにある骨ですが、サイズを大きく買わざるを得ないお子様や、緩いブーツが当たり前と思って滑っている方によく起こります。
・ターンの際に、膝を内側に倒してしまうと、内踝の前の骨が出てきます。
膝を内側に倒してしまうと、力は逃げるし、スキーはタレるし、シェーレンすることもあります。
・ターンの継ぎ目で状態を上に伸ばすと、踵の外側上部の骨が出てきます。
ターンから次のターン下の切り返し、特に急斜面で上に伸び上がる動作にはご注意ください。
初中級者の方は、滑っている時に一旦スキーが下を向こうとするので怖いのは解りますが、出来るだけ斜め前に伸び上がるようにして膝を伸ばして頂くと、踵が上がらず、足も前に出ず、腰も左右に振られず、短時間で次の谷足に移行できます。
上級者になると、頭の位置が変わらず、膝の左右の動きと、お尻が後ろに突き出るように膝を曲げ伸ばしできますが、そこまで行きつかないうちは、斜面に対してできるだけ直角に身体を伸ばしていくように意識すれば、骨が出ることは避けられます。
・スキーのテールをズラす際に踵を外に押し出そうとすると、小指の付け根は出てきます。
春先になって雪が重くなると起きたり、ボーゲンで滑っていても起きることがあります。
骨は出てこないに限りますが、無駄な力をかけ続けたり、体重が一部の骨にかかると、擦れたり、強い圧迫によりどなたでも起きるので、ご注意ください。
足が痛くならないよう、ブーツチューンで修正し、快適に滑って下さい。
----------------------------------------------------------------------
スキーヤーズピットエリア1
〒465-0061
住所:
愛知県名古屋市名東区高針一丁目707 メゾンドール高針1C
電話番号 :
052-784-8801
名古屋でチューンナップを実施
----------------------------------------------------------------------