インサイドは重要ポイント
2023/07/14
今日の名古屋は曇り、PCの画面には「多湿」の表示が出ています。
ブーツのお話ばかりで恐縮ですが、ブーツのチューンナップで重要なポイントは、インサイド側をどれだけお客様の足に近づけることができるかで良し悪しが決まってきます。
ブーツのインサイド側を見てみると、上のクラス程、土踏まずが内側にヘコんでいます。
このヘコミによって、スピードが出た状態でインサイドエッジを踏んだ時、どれだけ潰れずこらえてくれるかが変わりますが、スキーヤーの足のインサイド側の形状(親指の付け根から、土踏まず、内踝あたりまで)次第で直し方が変わってきます。
足のインサイド側には内踝の下あたりに舟状骨という骨があり、大きいブーツを履き続けていると骨が出てきて、滑ると痛みが出ます。
舟状骨が当たる方は当然のように直しますが、ブーツのインサイド側を外側に大きく膨らまして(この膨らます範囲と程度が問題です)しまうと、インサイドエッジを踏み込んだ時に、シェルが外に歪むので、肝心なブーツの堪えが無くなってしまいます。
ターンの際にスキーが外にズレやすいという方は、インサイド側のフィット感を確認してみると良いでしょう。
静止状態で履いた時に、インサイド側に緩みを感じるようであれば、ブーツそのものを見直す必要があるかもしれません。
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