シェル

7月になりました。

 

これから夏にかけては、お持ちの道具の調整を行っていくと良いでしょう。

 

ブーツのチューンナップをする際ですが、足型や骨の出方、カントによっては、ブーツのシェルを型にはめて押し出したり、シェルポンプなどで引き伸ばしたりして合わせていきます。

 

シェルを加工する際は、シェルの素材が融けたり変化しない程度の熱を加え、型にはめて変形させます。

 

ブーツが新しいうちは、弾力性もあり劣化の心配が少ないので問題ありませんが、何年か経過してから加工しようとすると、新品のようにはできない場合があります。

 

問題が起きてしまうタイミングにもよりますが、3年以上経過したブーツを持ち込まれた場合、シェルが割れたり変質したりする可能性があると、加工を受けられないこともあります。

 

ブーツを加工する際は、事前に加工後の状況を確認してから決定しましょう。

 

補足になりますが、新しいブーツを加工した場合、少しもとに戻ることがありますが、同じ個所の加工なら無料で再度行いますので、ご心配はいりません。